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工場の床の油洗浄テスト2
大型車の整備工場の床に付いた油分の洗浄テスト2
前回行った大型整備工場でのテストでは、Aクリーンに加えて「マイクロンME」の洗浄テストも同時に実施しており、今回はその際の事例をご紹介します。
この「マイクロンME」は乳化型の洗浄剤の分類には当てはまりますが、石油系炭化水素を使用しない処方で、乳化による白濁が目立ちにくい特長があり、2次的な公害性を低減させ自治体の排水基準値もクリアしやすくなる洗浄剤です。
洗浄対象:整備工場の床面
洗浄剤:マイクロンME
洗浄前
汚れた状態 |
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本来は緑色の床ですが、油汚れが黒く付着しまだら模様のようになっています。
この状態で歩くと滑る恐れがあります。
ブラッシング
こすり洗い |
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液剤を原液で塗布しブラシでこすり洗いします。
また一般的な乳化型洗浄剤に含まれている石油系溶剤の匂いはありません。
一旦確認 |
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こすり洗いした状態です。
今回は油分が多く、あまり水で濡らさずに液剤を塗布しているため泡で白く見えますが、初めに濡らす水分量が多いと泡も抑えられます。
すすぎ
水でのすすぎ① | |
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水でのすすぎ② |
一度軽く水を流した状態ですが、泡切れも良好で黒い油が除去できていることがわかります。
従来の乳化(エマルジョン)をさらにきめ細かくエマルジョン化させているため白濁も起きていないことが確認できます。
洗浄後① | |
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洗浄後② |
スクレーパーで水を切って洗浄終了です。これで歩いても脱脂されているので滑らなくなります。
主に写真左側がマイクロンMEで洗浄を行った箇所です(※写真右下あたりでAクリーンを使用)
通常であれば中性の洗浄剤ではなかなか落ちにくいと思われる洗浄前写真のような油汚れですが、「マイクロンME」は特に問題なく洗浄できていることがお分かり頂けたと思います。
「Aクリーン」を使用した前回の事例「工場の床の油洗浄テスト」はこちらへ
この事例で使われている製品