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コンクリート除去剤#333の粘度確認

コンクリート除去剤(増粘密着タイプ#333と強力速効タイプ#300)の粘度比較

飛散、薄皮コンクリートを除去するための「コンクリート除去剤」ですが、洗浄面が垂直に近いほど、反応前に液剤が流れ落ちてしまう場合があります。

流れ落ちにくい製品のご要望から生まれたコンクリート除去剤「増粘密着タイプ#333」ですが、今回は、その増粘具合がどのくらいかを強力速効タイプ#300との比較テストを行いました。

使用製品:コンクリート除去剤 増粘密着タイプ#333/強力速効タイプ#300
使用箇所:亜鉛引き鉄板

① 左側が#300 右側が#333

テスト前(水平な状態)

それぞれの液剤を平らな状態の金属板に垂らします。
この時点で粘度が高い分垂らした箇所に留まるため、#333の方が広がりは少ないことを確認できます。

※今回は#300でテストしていますが、#200、#250、ALはすべて同じ粘度です。
※比較をわかりやすくするため、あえて液剤が反応する亜鉛メッキ塗装の板を使用しています。

② 左側が#300 右側が#333

テスト後(傾けた状態)

軽く傾けた状態で#300はすぐに流れ落ちますが、#333はゆっくりと落ちていくことが確認できます。
そのため洗浄対象の側面などに使用する際は反応時間を稼ぐことができます。

どちらが優れているというわけではなく、#300(#200、#250、AL)は液剤が広がりやすく、#333はより側面の使用に適しています。

コンクリート除去剤

この事例で使われている製品

コンクリート除去剤

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