整備工場の床にこぼれたエンジンオイルの緊急的な中和と洗浄

白濁が目立ちにくい乳化型洗浄剤「マイクロンME」ですが、今回は実際にこちらを使用する場面をご案内します。何らかの要因により突発的にこぼれたオイルなどの油分は、特に雨が降った際にはギラギラと虹色に光って目立ちます。そのギラギラした状態を「マイクロンME」を使用し緊急的に中和・洗浄する内容をご案内します。

洗浄対象：整備工場の床面
洗浄剤：マイクロンＭＥ

油がこぼれて虹色に目立っている状態

使用前①
使用前②

特に雨が降った際はこぼれているエンジンオイルなどの油分がギラギラと目立ちます。
多いシチュエーションとしては、お客様の敷地内に車両で入った際に気が付かないうちにオイルが垂れている状況などで、場合によっては滑る可能性もあり早急な対応が必要になります。

塗布

マイクロンMEを塗布

塗布①
塗布②

ギラギラした面にマイクロンMEを原液のまま塗布します。塗布した瞬間に元の地面の色に戻ることが確認できます。
一般的な乳化型の洗浄剤は使用時に白濁しますが、本品はマイクロエマルジョン化させるためそれがありません。
また本品には石油系炭化水素が含まれておらず、自治体の排水基準値を超えるリスクも減らせます。（油分は消えたわけではなく液中に乳化分散している状態です）

左半分に塗布

写真はこぼれた面の左半分のみ液剤を使用した状態で、残りの部分にも塗布していきます。
その後は水ですすぎ、最後は水切りワイパーなどで処理します。

使用後

使用後

ギラギラや虹色の状態がきれいに消えていることが確認できます。

使用前
使用後

マイクロンＭＥの使用前後をピックアップした写真ですが、きれいに処理できていることが分かります。

写真の状況よりも油分量が多い場合は、あらかじめ油吸着マットなどの使用をおすすめします。また、「マイクロンＭＥ」はあくまで敷地内などの油分の中和・洗浄をおこなうもので、例えば海や河川に流れた油分を処理する用途ではありませんことご理解頂ければと思います。

この事例で使われている製品

マイクロンＭＥ

詳細はこちら

• コンクリート除去剤シリーズ４Ｌ新発売

• 弊社工場の設備紹介その4